貴拙舎の特色①
当教室は「これまでにない新しい書道教室」を目指して開校いたしました。
よって様々な点で特色豊かと自負しております。
【大人の初心者・再挑戦者を歓迎】
開校当初、「大人の初心者とかっていませんよね…?」ってよく聞かれました。
世間の大多数は「書道教室は子供が通うもの」と思っていることを初めて知りました(゚Д゚;)
大人で通っている人は「達人ばかりでしょ?」って思われていることを初めて知りました。
そんなことはありません(^-^)
通常の書道教室は1つの課題手本をよく見て書いて、添削してもらって、またよく見て書いて、、、を1か月繰り返します。
当教室でも「見る」「書く」の反復訓練はしますが、特に「聞く」「話す」の部分に相当な力を入れています。
生徒さんからは「字の上手な人は美的感覚が優れているからサラサラ書けちゃうんだと思ってたけど、実際はとんでもなく色々なことを考えて書いているんですね」みたいなことを言われます。
考えて書くことを繰り返すことで、考えなくても自然と手が動くようになります。
書道は考えないと上達しません。
逆に言えば、大人になっても考えながら稽古を続ければ文字は上達します。
よって書道教室に通っても「ツマラナイ」「上手にならない」という経験をされた方にこそ、いらしていただきたいと考えています。
【定員5名】
1人の先生が10人以上の生徒さんに稽古をつけている所だと、なかなか添削に持って行きづらいです。
グイグイ行く人に尻込みして、添削を遠慮してしまう方もいますよね。
並んで待つくらいなら、その分だけ自分の席で書いていた方がいいかなとか、、、。
うちではそのようなことはありません。
【月〇回の意味 振替稽古】
通常は曜日と時間を決めて稽古していただきます。
ただ特に社会人はお仕事の都合などで毎週決まった時間を確保することが難しいですよね。
そこで週〇回ではなく、流動的に月〇回とさせていただきました。
例えば月4回の方が第1週目に来ることが出来なくても、第2週目に別の曜日に時間を作って週2回の稽古を可能にしました。
ただあくまで、当初の稽古日時にどうしても来られなかった場合の救済措置とお考え下さい。
固定稽古日時をいつでも自分の好きなように変更できる、というシステムではありません。
2019年あたりまでは空席に余裕があったので、そのような使い方の生徒さんにも対応してきました。
2020年8月現在、生徒さんも100名を超えて融通が利きませんのでご了承下さい。
そのような方は曜日・時間を決めないで、稽古回数をこなしていく◆フリー登録◆をご利用下さい。
毎回空席のある時間に予約を入れて頂くシステムです。
スケジュールの関係上、調整できないこともあります。
月末は前月からの駆け込み振替予約で混雑します。
その場合、繰り越しは翌月まで可能です。
ただお休みした翌月までに休んだ回数を振替消化しないと消滅します。
玉突きで翌々月には持ち越せません。
また「今月は1回しか稽古しなかったから、来月は月謝を払わず3回稽古しよう」ということはできません。
毎月月謝をお支払いいただいて、通常稽古回数をこなした上でのプラス繰越稽古となります。
【夜間稽古】
19:30~とか始まる書道教室って、ほとんどありません。
会社員が学ぼうと思ったら土日しかない、、、でも休日は休みたいし遊びたい。
当然ですね。
お仕事帰りはクタクタで、という方も大丈夫。
リラックスしながら学べる教室です。
2021年8月現在、この時間帯の生徒さんは26名様いらっしゃいます。
【道具不要で「ついで通学」可能】
書道の道具ってソコソコ高くて、かさばって、重くて、汚れます。
この教室では筆墨硯紙がすべて揃っています。
大筆・小筆、様々な形の硯、きらびやかな文鎮、お茶目な筆置き…などなど(写真参照)。
よって手ぶらで来ていただいて構いません(半紙サイズ大のB4位の紙ばさみ持ち歩きを推奨)。
学校・職場・買い物帰りにそのまま稽古に通えます。
墨も紙もどれだけ使っていただいても構いません(ただし教室でのみ。持ち帰りは不可。)
とは言うものの、粗末に使うことは厳禁です。
余白が残っていたら、そこで何度も練習するような使い方を学んでください。
【個々の学びの要望を伺います】
「こういうことがしたい」「こういう風な文字を書きたい」など、色々と思っていることを聞かせてくださいね。
実現できる・できないをお答えしながら、私なりのアドバイスをさせて頂きます。
【毛筆もペン字も毎回両方稽古】
料金が上がるわけではないので、両方学びましょう。
まれに「毛筆は必要ないから、ペン字だけやりたい」というご要望があります。
でもペン字上達に毛筆学習は欠かせないものです。
事実、ペン字練習帳とかの著者は、私が知る限りほぼ100%の確率で毛筆を学んでいます。
ただ「毛筆学習は必須」って言ってしまうと、手軽に字が上手になりたいという方のハードルを上げてしまいます。
それじゃあ、本は売れない、、、。
よって著者略歴には、毛筆の経歴を書かない(笑)。
自分は毛筆とペン字の両方を学んで上達したのに、購入者には「ペン字だけ練習すれば上達しますよ」って言っちゃう(笑)
ペン字練習帳をやってもやっても上達しないという方が莫大な人数いらっしゃるのは、その辺りに原因があるかもですね。
●毛筆学習 →毛筆〇 ペン字〇
●ペン字学習→毛筆× ペン字△
私の考えでは上記のような上達度になっています。
「私の考えでは」っていうと、何だか独断と偏見に満ちた感じですね(笑)
でも書道教室とペン字教室の数では、私の感覚で9:1くらいの大差があります(正確な数値は知らないけど)。
その数値がすでに客観的事実を伝えてくれています。
ペン字教室で文字が上手くなるなら、シュージのセンセはみんなペン字教室として開塾するよー。
初期費用は掛からないし、スペースは狭くて済むし、準備は楽だし、部屋は汚れないし、、、。
シュージのセンセはこれから文字を学ぼうとする初心者に比べて、何十万倍も文字のことを考えてきています。
なので「私はペン字が上手になりたいだけだから、毛筆は必要ない」という固定観念はとりあえず置いといて、色々な方法で文字を学んでみることをオススメします。
毛筆、とっても楽しいから一緒に稽古しましょう。
ワクワク感が満載だよ!
なお、毛筆を学ばずに書籍出版までこぎつけた方がいらしたらゴメンナサイ。
┏○ペコッ