●お知らせ●・ブログ的独り言
2020-02-18 12:00:00
小さな自尊心
子供の頃、お子様ランチを注文した事がありません。
裕福ではなかったので、月1で外食出来れば良い方でした。
行きたい店は座間の「すかいらーく」「ロイヤルホスト」でした。
フォークとナイフで肉が切りたかったんです。
80年代の話です。
お子様ランチをすすめられることもありましたが、「俺はお子様じゃねーヽ(`Д´#)ノ」って思ってました。
小学生でしたが(笑)。
、、、
、、、
当教室の机は一般的な70センチの高さを採用しています。
ただ小学生には若干高いので、10センチ足を切り落とした60センチの机もご用意していました。
文字を書くときの姿勢は大事ですからね。
しかしこれが小学生に人気無し、、、
全ての机が60センチなら気にしないのでしょうが、70センチがあるとそちらに座りたがります。
低い方しか席が空いていないと、あからさまにテンションが下がります(笑)
背伸びしてお兄さんお姉さんに見られたいのでしょう。
「俺はお子様じゃねーヽ(`Д´#)ノ」
って所でしょうか。
、、、どこかで聞きましたね(^◇^;)
ってことで、2年ぶりに2つの机の切り落とした足を再び接着して70センチに戻しました。
シュージのセンセとしては強制してでも、特に低学年生徒には60センチの机に座らせるべきなのでしょう。
何度も言いますが、文字を書くときの姿勢は大事ですからね。
でもお子様ランチをすすめられた時のやるせなさや自尊心の崩壊を思い起こすと、私には強制出来ませんでした。
でもでもそこは当教室の小学生、頭を使って柔軟に対応しています。
硯や下敷きを手前に持ってきたり、クッションを2枚敷いたり、椅子の上に正座したり(笑)
書きにくい事を身体で感じて、それぞれに工夫する。
それぞれが自尊心の保持と書きやすさの両立を求めて、一生懸命考える。
お叱りを受けるかもしれませんが、私はこれで良いと思いました。
大人になって、背伸びすることを忘れた自分を不甲斐なく思いました。