●お知らせ●・ブログ的独り言
2020-06-17 14:00:00
●印受注●
10年以上前から別教室で絵手紙を習っている生徒さんがいます。
数年前から「絵手紙に使える印をほって欲しい」という依頼を受けていました。
先月末に私の中で篆刻ブームが湧き起こって、ようやくほることができました。
印の頭に獅子がほられた、少しだけ良い印材です。
耐水ペーパーで磨きがかかってます。
印面をぶつけると欠けてしまうので、それを保護するキャップ(袴はかま)も手作りです。
既製品ではありますが、印箱に入れてさらに全体を保護しています。
一文字「多」です。
朱肉(印泥)は左が「光明」という朱色系、右が「美麗」という赤黒系で押しました。
文字のデザイン(印稿)は、昔の上手な篆刻家を参考にしました。
印面は9ミリ四方で、文字と枠を残してほり進める朱文(文字が赤くなる)のスタイル(↓朱文と白文の一般イメージ画像)。
もちろん私は篆刻専門の達人ではありません(私の篆刻経歴は↓からどうぞ)。
https://kisetusya.com/info/3332972
ただ絵手紙コーナーで売っている2000円前後の出来合い印や消しゴムハンコよりは雰囲気が出るかなと思います(↓消しゴムハンコやスタンプの一般イメージ画像)。
書道人口に対して篆刻人口が少なすぎるので、印を持っていない、あるいは1つしかないから同じ印しか押せなくて困っている方も多いと思います。
かといって、有名篆刻家に発注する勇気と予算を持ち合わせている方もなかなかいないと思います(^◇^;)
作品スタイルや大きさによって、印も最低3~4種類位は使い分けたいですよね。
作品に押された印を見れば、その人の美意識が一発で丸わかりって言われますから、、、。
(||゜Д゜)ヒィィィ!
実は私も展覧会では要チェックしてる部分です(-_☆)
スーパーA級の技術は持ち合わせていませんが、絵手紙や地元の書道展に出品する落款印・引首印であれば対応は出来ると思います。
印の発注を前提であれば、色々とご相談にも乗らせて頂きます。
初歩的な質問やヘンテコな質問も大歓迎です(笑)
もし注文したい方がいらしたら、ぜひご連絡下さいね。
印材の質、大きさ、文字数、印材磨き、キャップ(袴はかま)や印箱の有無などで価格は変動します。
朱文・白文とザックリした雰囲気のご希望だけ伺って、あとはおまかせでやらせて頂きます。
ざっくり言うと、5000~10000円って所です。
既製品と大先生の間の価格です(大先生はもっと高いか(笑))。
もし「高っっ!」って感じたら、まだ自分の印購入時期ではないと判断していいと思います。
良い悪いではなく、印にそれほどの価値を感じていないということです。
印の細かな複数の作業工程を時給換算すると、私にとっても割のよいアルバイトではありません。
でも印を使い分ける愉しみを皆さんに知って頂きたい、という気持ちがあります。
受けたからには魂込めてほりますからね(^-^)
気軽に印の注文もできる街のシュージのセンセ、って思ってもらえたら嬉しいです
(*´∀`)