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2020-06-21 22:15:00

★依頼作品のご紹介…1

オープン以来、書道教室とは別に筆耕(ハガキの宛名書き)や命名書の依頼があればチョイチョイ引き受けていました。

 

今回の緊急事態宣言中から、少しずつですが書作品の依頼も増えてきました。

 

印の受注も開始したので、これを機に依頼作品をホームページでもご紹介したいと思います。

 

もちろん依頼者様にご了解いただけたもののみです。

 

 

 

今回は小中高の同級生からの依頼でした。

 

文字は「正射必中」。

 

「正射必中」とは弓道の極意を表す言葉で、「正しく矢を射れば必ず当たる」みたいな意味だそうです。

 

これを仕事に転じて、「キチンとした仕事をすれば、必ず結果はついてくる」という言葉。

 

すごくいい言葉ですよね。

 

この言葉を「鋭く」「キリリ」「シャープ」というイメージで書いて欲しいという依頼でした。

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また今回は彼の昇進祝いなので、仕事として依頼された上記作品とは別に色紙を書かせていただきました。

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同級生が最初この言葉が好きだと言っていたので、ギリギリ読めるかな?っていう崩し方で「初心」と書きました。

 

 

書家は通常、これらを額に入れて納品して仕事が完了します。

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ただ私は書家ではなくシュージのセンセなので、書作品の理解を深めて欲しくて解説をお渡ししています。

 

その文字を書くまでに至った思考過程や文字・印の解説など、A4用紙にビッシリと文字が並びます。

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ハッキリ言って自分の作品を頼まれてもいないのに解説するなんて野暮ですが、書作品の見方って教えてくれるところが無いんです。

 

「わかるひとだけわかればいい」っていう姿勢は粋ですが、その結果として書に精通した人は減るし、おっちょこちょいな文字の悪い意味での氾濫につながっていると思います。

 

町のシュージのセンセの力なんて微々たるものですが、書作品を見る楽しさを少しでも広められたらって思っています。

 

 

 

金額は作品形式、文字数、大きさ、表装ランクによって大きく変動します。

 

価格表とか作っていないので、圧倒的ザックリ感で言うと全てコミコミで3万円~って感じです。

 

ご依頼があればメールもしくはお電話でどうぞ。

依頼作品のご紹介