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2021-01-05 19:40:00

本番という機会の喪失

昨年末のクリスマスイヴの光景です。

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筆で「丑」、表書き、メッセージ、押印、、、合計110枚を8時間ぶっ通しで書きました。

 

正直、挨拶なんてメールかLINEで充分だと思ってます(^◇^;)

 

でもそれではシュージのセンセの示しがつかないので、辛い辛いと泣きながら(ToT) ド根性で書いてます。

 

シュージのセンセだから楽に書けるなんてことは無いんです。

 

書き終えたら教室の片隅で、あしたのジョーのように燃え尽きています。

 

、、、

 

終活やら断捨離やらで年賀状を断つことが持てはやされています。

 

それでいいと思います。

 

ただ文字の上達を目指す私を含めた書学生はダメです。

 

緊張感を伴う貴重な本番の機会を失うからです。

 

だって年賀状と暑中見舞以外でハガキを書く機会って無いですよね?

 

もちろん文字の上達を目的としない学びがあってもいいのですが、きっと上達しない稽古は辛くなると思います。

 

 

 

当教室では無料体験稽古でアンケートを実施していますが、多くの生徒さんが「年賀状や手紙を上手に書きたい」に○をしています。

 

○をした生徒さんはもちろん年賀状、書きましたよね?

 

いつも言っていますが「上手になってからやります」という人に機会は訪れません。

 

×「上手になってからやる」

○「やって上手になる」

 

練習と同時に試合を重ねて、野球選手は活躍できます。

 

ネタ合わせと同時に劇場出演を重ねて、漫才師は笑いをとれます。

 

 

 

稽古だけ重ねていればハガキ・手紙が上手に書けるようになる!

 

、、、

 

なんてことは絶対にありません。

 

何故なら一発勝負の緊張感に勝てないから。

 

加えて紙質、筆記用具、下敷き、机の高さ、姿勢、、、などなど、いつもと違う条件に瞬時に対応出来ないから。

 

別に何百枚書け!なんて言いません。

 

ホントに親しい方へ10人でもいいんです。

 

年賀状と暑中見舞で年間20枚のハガキを書く人と書かない人では、精神力と適応力に大きな差がつきます。

 

親しい方がいなければ、それこそシュージのセンセの私に書けばいいんです。

 

普段から文字を添削されているんだから、今更格好もつけられません。

 

最高の宛先だと思いますよ(^-^)

 

なんかクレクレみたいになっちゃいました(^◇^;)

 

、、、

 

シュージのセンセとしては終活やら断捨離やらが、文字上達への努力放棄という怠惰の隠れ蓑にならないことを祈るばかりです。

 

緊張感に打ち勝つ精神力、状況に合わせた適応力を養える貴重な本番という機会。

 

大切にしたいです。

 

今からでも返信、待ってますね(笑)

本番という機会の喪失