●お知らせ●・ブログ的独り言
2021-03-25 17:00:00
小学校卒業で書道を辞めるということ
その昔、私が小学生の頃の習い事ランキングは書道と水泳がワンツーでした。
今は書道が3位4位を彷徨っているようです。
どこ情報かは忘れましたが(^◇^;)、大きくは外していないと思います。
今も昔も共通して言えるのは、小学校卒業と同時に書道を辞めてしまう生徒さんがほとんどということです。
理由はいくつかあって、、、
●親に言われて仕方なく習っている子には、卒業という大義名分がたつ最高の辞め時
●何となく中学生になると忙しくなりそう
●周りが辞めるから
などなど。
およそ9割が辞めていく感じです。
シュージのセンセとしては淋しさもありますが、本人が「他にやるべきことがある」と判断したならそれでいいと思ってます。
また書道の魅力を伝える努力という意味では、私も含めた教える立場の人間にも反省点がありそうです。
ちなみに私は中学生になっても辞める気は一切ありませんでした。
ただ野球部だったので、最終下校時間までみっちり練習してから書道教室に夜間通っていました。
それを卒業する小学生に話したら何だかウザいセンセですね(^◇^;)
いずれにしてもご指導頂いた、小松原の吉山白峰先生には感謝しかありません。
、、、
教室に数年間通って、
●手本を分析する
●考えて書く
●丁寧に書く
みたいな所が身に付いていれば、大人になっても大きく文字が崩れることはありません。
でも毛筆は書けなくなります。
そこまで甘くはありません。
そこは諦めましょう。
本来「書ける・書けない」の定義がどこにあるかを決めなければ堂々巡りを繰り返す類の話です。
でも書いた本人は稽古不足の筆文字に納得しないので、いくら書道を習ったことの無い方が「十分上手!」って思っても「書けてない…」って思うんです。
なので正確には、書道教室を辞めると「書けない」から始まって「書きたくない」に発展します。
もし進級進学する中で「毛筆が下手っぴになって悔しいな」「また習いたいな」って思ったら、いつでも来て下さいね。
まぁ一度辞めるとなかなか再始動するのが難しい側面もありますが、、、。
結局習い事は何でもそうですが、継続に尽きると言えそうです。