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2021-08-13 11:00:00
五輪活躍におけるロスジェネの功績
今回のオリンピックでは日本の活躍、相当目立ちましたね。
メダル獲得数ランキングにおいても金メダル数🥇は世界3位、メダル総数🥇🥈🥉は5位です。
複数の有名人や知識人が今回のメダル獲得数増大について、「昭和的な根性論やスパルタ教育ではなく、スポーツを楽しむ気持ちの延長線上に量産されたもの」みたいなことを言っています。
私もその通りだと思います。
しかしそのコーチングの転換がいかにしてもたらされたか、について語る方は私の知る限りいませんでした。
私はそこにロストジェネレーション世代(おおよそ今の40代)の、連鎖を断ち切る覚悟があったと思ってます。
今回のオリンピック日本代表を育てた監督・コーチの多くはロスジェネ世代です。
私は最大級の賛辞を贈りたいです。
👏👏👏👏👏
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おおよそ人は上から与えられた知識や経験を、意識的・無意識的に関わらず今度は下に同じ形で伝えていきます。
親にしてもらった事を子供にもしようとか、「虐待の連鎖」なんて言葉があるように、教育・指導・コーチングなんてものは大方、自分の経験が元になっているものです。
一応私、教育学科卒業なんでね(^◇^;)
ロスジェネ世代は最後の昭和的教育を受けた世代で、上記の流れで言えば確実に鬼軍曹的な指導者になったはずです。
ミスした者へのゲンコツや平手打ち、罰としての腕立て伏せや走り込み、尻(ケツ)バットや正座などなど、、、私も野球部でやられた覚えが(^◇^;)
この指導方法だと選手は技術の上達を目指すのでは無く、練習でミスをしない安全策に終始してしまいます。
ロスジェネ世代の監督・コーチはきっとそういう指導を受けて育ったにも関わらず、地道なコーチング知識や経験を積み上げて、根性論ではなく理論で選手を上達へ導き、気持ちに寄り添って選手を引っ張っていったんだと思います。
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上からは「正社員にもなれないの?」と叱られ、下からは「昭和っぽい」と馬鹿にされる。
昭和的教育を散々受けて、社会に出る寸前にIT革命。
週休2日制やゆとり教育といったアメも享受できずに非正規雇用。
狭間の世代として社会の波に飲み込まれた私と同じロスジェネ世代が歯を食いしばって負の連鎖を断ち切ったからこそ、今回のオリンピックにおける現役アスリートの活躍があったと思っています。
同世代の活躍がホントに嬉しいです。
今回のブログは私も教育者のはしくれとして、若干力が入りすぎました(^◇^;)
長文、失礼致しました。