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2023-06-04 11:20:00

卵🥚が先か鶏🐔が先か論争

「先生は小4から35年も書道を継続してスゴいです」って時々言われます。

 

書道における上達の秘訣は昔から「継続」って言われますが、その際によく議論されるのが、、、

 

●上手だったから継続できたのか?

●継続できたから上手になったのか?

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という点です。

 

最初に大人の答えを言ってしまえば、「どちらか一方ではなく、どっちもだよ」って事でこの話は終了、、、。

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でもそれでは恐ろしくつまらない話なので、もう少し掘り下げたいです(^◇^;)

 

、、、

 

小学生の時から、私より上手な方はこれまでにいくらでもいましたが、みんな書道を辞めていきました。

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では何で私は辞めなかったか?

 

書道は好きだけど「毎日稽古せずにはいられない位に好き」っていう感じでもない私が継続出来た理由、それは毎週1日の稽古が当たり前の日常になっていた為と思われます。

 

●野球部の練習が毎日18時終わりでも…

●友達に遊びに誘われても…

 

稽古があれば必ず通いました。

 

では何で「毎週1日の稽古が当たり前の日常」と思えたかですが、それは「シュージのセンセになりたい」という明確な目標があった訳で、それを実現するためには「稽古の優先順位を上げる」ことが必須だと自然に思えたからだと思います。

 

●英単語を必至に覚えたヤツが英会話を習得して

●筋トレに励んだヤツがスポーツを職業にして

●同じ所作を何万回も繰り返したヤツが茶道に通じて

 

何でも一緒ですよね。

 

 

結局は「卵🥚が先か鶏🐔が先か」ではなく、継続や上手の上位に「誰よりもうまくなりたい!」という気持ちがあるかどうかだと思っています。

 

もちろん

 

●苦しいことはしない

●ほどほどに楽しみたい

 

という書道もアリです。

 

でも「一芸に秀でたい」と思うなら、誰よりも先駆けてそういうある種の狂気が必要なんだと思います。

卵🥚が先か鶏🐔が先か論争