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2023-07-28 11:00:00

😷満席という病😷

満席という響きはとっても甘美ですが、経営的にはどうかなって思っています。

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満席の人気先生になるのは簡単です。

 

持っている技術に対して、ふさわしくない安値をつければいいだけの話です。

 

でもそれでは書道の明るい未来にはつながりません。

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儲からない商売に子供は魅力を感じないし、不当な安値は他の書道の先生の参入障壁を高めて、競争が起きないからです。

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高い技術を提供する者が高い料金をもらい受け、低い技術を提供する者が低い料金をもらい受ける。

 

この当たり前のシステムが働いてこそ、その業界は生き残れると思っています。

 

、、、

 

高い技術で低料金では、周辺の経済を破壊します。

 

ミシュラン星付きラーメンを500円で提供されたら、他のラーメン屋は400円でしか営業出来ません。

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おそらくそれでも潰れるでしょう。

 

地域に税金も落ちません。

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逆に低い技術で高額料金ではインチキが横行して、業界自体の信用が地に落ちます。

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要は棲み分けが大切かなと。

 

高い技術を提供できる者が、高い料金をもらい受ける層は昔からあります。

低い技術を提供できる者が、低い料金をもらい受ける層も昔からあります。

 

私はそこそこ高い技術を提供できる者が、そこそこ高い料金をもらい受ける中間層としての覚悟を備えた書道の先生が増えなければ、今後の書道の発展は無いと思っています。

 

二極化する上下の橋渡し役。

 

私はその最も担い手の少ない、難しい経営の舵取りを迫られる中間層のセンセとしての覚悟を持ちたいと思っています。

 

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当教室は2年程前からほぼほぼ満席ですが、それはそこそこの適正相場を生徒さんに提示出来ない不覚悟の現れ。

 

一般的な書道教室よりは高い技術と知識を提供している自負はあるのですが、なかなか中間層としての価格提示にまで至れない、、、。

 

「生徒さんがいなくなったらどうしよう😖」という私の不安が原因だと恥じ入るばかりです。

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常に最低限の空席を確保していなければ、貴拙舎を本当に必要としてくれている入会希望者さえ断らなければなりません。

 

空席があっても焦らずに、常時90パーセントをキープ出来るような適正価格を打ち出せる強いセンセになりたいです。

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書道教室なんてのは学習塾なんかに比べたらベラボーな安値なので、「そこまで安くする?」みたいな経営理念のない先生が多すぎると思います。

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書道の先生は20年30年と勉強し続けてきた技術と知識と経験に、もっと自信を持って月謝を提示しようよって言いたいです、、、私もだけど(笑)

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安易な安値で生徒を囲い込んで満席の悦に入るようなシュージのセンセ(経営者)は、税金も落とさずに良心的な仮面を被った地域経済のデストロイヤー(破壊者)だと思っています、、、言い過ぎかな(^◇^;)

 

将来シュージのセンセになりたいという子供達に、低価格競争で場荒れしたレッドオーシャンな書道業界を受け継がせるのは忍びないのです。

 

私が苦しんだからこそ、私自身への戒めです。

満席という病