●お知らせ●・ブログ的独り言
2024-11-27 11:00:00
🪨する稽古🪨
今月の特別講座「2024晩秋 一字書作品講座」も今日で最終日。
生徒さんが作品制作に使う墨は、月初に自動墨すり機で用意したもの。
ただ余らせたくはないので、中旬以降は残量を見ながら私が手ずりしています。
小さくなった欠片墨で。
小さくなった墨は機械にセットが難しいので、使い切るために最期は手ずりの必要があるのです。
●墨を成仏させたい気持ち
●濃度調整の稽古
●色の見分け稽古
●硯の特長を知る稽古
などなど「墨をする」という行為は単純作業に思われがちですが、、、
経験した人にしかわからない「差異」を知ることができます。
文字の形だけ学ぶなら、墨汁で足ります。
でも手本のコピーを目指す「習字」から、文化や哲学までもを総合的に学ぶ「書道」へステップアップするなら、、、
「墨をする」という行為も立派な稽古になるわけです。
墨もすらないで、、、
硯に墨汁を入れて、、、
「私は書道やってます<(`^´)>」って言っちゃうのは、何だか恥ずかしい気がするのです。
↓↓↓この水量は一般的に多過ぎです(^◇^;)