●お知らせ●・ブログ的独り言
2025-07-13 14:20:00
✳古古古古古、、、✳
最初に選んだ書体は草書。
「古古古米」という同じ文字を3つ含んだ時事ネタ的ワードの造形に惹かれて、、、
3種類の草書の「古」で入り口作品を書きました。
しかし、、、
格好つけすぎのホストみたいな(笑)、気持ちの悪い作品になったのでボツ。
次に篆書で書くと、全てが左右対称の鏡文字であることに着目して、、、
あえて変化させず、、、
さらに文字同士を連結することで、、、
幾何学文様のような、、、
トーテムポールのような、、、
樹木のような、、、
不思議な雰囲気を狙った作品にしてみました。
篆書であっても普通に読めるであろう時事ネタ的ワードが、、、
ほんの少し連結しただけで「文字」と認識出来ず、、、
数秒で「私には無理!」って心のシャッターが降りてしまう、、、
「先生、何て書いてあるんですか?」って、今月に入って一日一回は聞かれましたが、、、
「古古古米だよ」って答えると、「あっっ!」って悔しがられます。
私は読めない文字を書かない主義です。
読めない場合は一度冷静になったり、作品のどこかに解読のヒントを探してみましょう。
生徒さんの「心のシャッターが降りない訓練」に役立てて頂けたら幸いです。