●お知らせ●・ブログ的独り言
2019-04-16 10:40:00
書道教室の選び方③
その③ 先生が課題文字の書き方を線一本から説明してくれる教室
これも書道初心者にとっては「当たり前じゃないの?」と思うかもしれませんが、この業界は当たり前では無いのです。
通常の書道教室では、その月の決まった課題を書いて、添削してもらって、また書いて、、、を1ヶ月間繰り返します。
添削の際には修正が必要な部分を抜き出して、朱墨で書いて見せてくれます。
これは昔ながらの教授法で悪いことではありませんが、言葉足らずなことが多いです。
「こうしてここからこう来てこう!」みたいな(笑)
長嶋さんの「ビュンて来たらグッとしてバーン!」みたいなアレです。
(^◇^;)
センスある生徒さんなら分かるかもしれませんが、どうでしょう?
意味も分からずひたすら繰り返すことで、般若心経を暗唱できるようになる仏教系幼稚園生のような教育です。
頭の柔らかい小学生なら素敵だと思うのですが、大人になってこの教育は少し辛い
(T-T)
やはり漢字や言葉の意味も理解してから唱えたいですよね。
書道も一緒で、やはり大人になってからは「なぜ横線は右に上がるのか?」「なぜ最終画の横線は盛り上がって下がるのか?」「なぜ右ハライは太くするのか?」、、、などなど、理解してから書きたいものです。
こういう点を解説してくれる書道教室はとても少ないですが、文字を学ぶ楽しさが倍増すること受け合いです。
当教室では、その課題を書くための書字理論を手本を書きながら線1本1本すべて言語化して伝えます。
ここが昔ながらの書道教室の「見て覚えなさい」的な教授方法と大きく違う所です。
生徒さんは私の言葉を頭で復唱しながら書くことで、手本無しでもキレイな文字が書ける書字理論を身に付けていきます。
ちゃんと解説が聞けるかどうか、重要です。
またすぐにその④を書きます。
2019-04-15 14:30:00
書道教室の選び方②
その② 先生が書くところをたくさん見せてくれる教室
これも書道初心者にとっては「当たり前じゃないの?」と思うかもしれませんが、この業界は当たり前では無いのです。
大御所、もしくは自分の技術に不安がある方、もしくは楽して月謝を稼ぎたい先生はなかなか見せてくれません(笑)
【貴拙舎の特色②】ページの【毛筆手本】に詳細が載っています。
最近は印刷物の手本を渡すだけ、もしくはあらかじめ書いておいた手本を渡す所も多いようです。
そこには書き方のポイント等も記載してあるようですが、それなら書道本を買えば済みます。
・「どういう姿勢と筆の持ち方で」
・「毛筆や筆管がどう動いて、どうねじれるのか?」
・「紙に触れない空中での筆や手腕の動き」
・「1本の線を、1字を、1枚をどれくらいのスピードで」
・「どこで墨を継いで、どれくらい含ませたか?」
・「どういう緩急、どういう呼吸で」
といったことを実際に「見て学べる」からこそ、書道教室に通う意義はあると考えます。
逆に目の前で手本を書いてくれない先生の所に通うメリットって何だろうと考えた時、稽古をサボらない定期性と、場所の提供、本当にその課題を書けるのか判らない先生の添削程度だと思います。
私は学生の時、先生に手本を書いていただく時間が大好きでした。
自分の為に書いて下さるライブ感は決して派手なものではありませんが、一挙手一投足を逃すまいと、通常の2倍は目を見開いてガン見していたと思います(笑)
自分が書いている所は見られたくはないけど、人が書いている所を見るってとても楽しい
( ´艸`)
音楽はズブの素人だけど「何であんな風に指が動くんだろう…」と、ピアノを弾いている手元を眺めているのは楽しい、みたいな感覚かもしれません。
ちなみに当教室では毎回新しい課題を書くので、毎回手本を書く所が見られます。
書道教室の選び方に、このライブ感は相当重要だと思います。
その③をまた書きますね。
2019-04-14 16:02:00
書道教室の選び方①
昨年もそうでしたが、「書道教室ってどこも同じ?」「書道教室を見分けるポイントって?」みたいなご質問を複数受けました。
もちろん「私の書道教室が一番です( ^ω^ )」と答えたい所ですが、それには理由を説明しなければなりません。
そこで私が考える「書道教室の選び方」をご紹介しようと思います。
様々なご意見があると思いますが、客観的に見ても偏りの無い意見と自負しています。
その① 先生が書くキチンとした楷書(大楷・小楷)を入会前にキチンと見せてくれる教室
当たり前のことと思われるかもしれませんが、そうでもありません。
楷書・行書・草書・隷書・篆書と文字には五体がありますが、一番難しいのは楷書です。
そして一番難しいのに、書道の素人さんにもある程度評価できてしまうのがまた楷書なのです。
よって一番恐ろしい書体ですから、人に見せるにはある程度の技術的な自信と覚悟が必要です。
この点は書道教室の先生ならわかっていることなので、楷書を公開しないのは「たまたま」「無意識」ではありません。
なのでホームページを持っている教室でも、先生の行書とかアレンジ作品を掲載しているところはいくらでもありますが、キチンとした楷書を公開している先生はとても少ないのです。
でも皆さんが学びたいのは、また最初に学ぶべきは現代日本の正式書体であるキチンとした楷書のはずです。
また楷書にも正解はなく、キチンと整いながらも「優しい」「強い」「知的」「ポッチャリ」「スマート」、、、などなど色々な楷書が存在します。
自身がどんな楷書を書くか見せもせずに入会を促すのは、如何なものかと思います。
キチンとした楷書が書ける人は、それ以外の四体もキチンと書けますし、楷書が書けない人は四体も書けません。
そして通常、書道は先生のレベルがその方の成長天井となります。
伸びしろは大きくあったに越したことはないですよね。
たまに聞くのですが「先生の字はあまり好きじゃないけど、近所だから習っている」みたいなのは、正直悲劇です。
なぜなら書道の稽古は詰まる所、「時間」「労力」「お金」を使って、その先生の文字に近づく行為だからです。
貴重な「時間」「労力」「お金」を使って、好きじゃない文字に近づくなんて1つも良いことありませんね、、、
(-"-;A ...アセアセ
ホームページがありながら自身の楷書を公開しないのは、書道教室をネットで探している生徒さんに不親切だと思います。
ホームページが無い場合、教室まで出向いて体験授業を受けるのが一般的だと思いますが、こちらが催促するまで楷書を見せてくれないのは優しさに欠けると思います。
だって、自分から「先生の楷書を見せてください」とかメチャメチャ言いにくいし、、、。
いきなりつながった文字とか見せられても、怯んではいけませんよ。
まずは通える範囲の書道教室で、複数の楷書を比較しながら素敵だなと思う楷書を見つけることが書道教室の選び方の第一歩だと思います。
近日、その②をまた書きますね。
2019-04-12 11:08:00
●詳細変更●
◆ウエルカムページの追加を致しました。
追加
・問い合わせ範囲
2019年に入っても問い合わせ範囲は広がり続けています。
相模原市南区や座間市はもちろん、小田急線では海老名・厚木・本厚木・愛甲石田・伊勢原・秦野。
江ノ島線は東林間・高座渋谷・大和。
以外と多いのは田園都市線で南町田・つくし野・三軒茶屋です。
相鉄線や相模線沿線はまだなので、大歓迎です(^-^)
◆【月謝】ページの追加を致しました。
追加
・他団体の課題で稽古
◆【貴拙舎の特色①②】ページの新設を致しました。
追加
・稽古回数(コース説明)
◆【書道教室に対する疑問】ページの追加・修正を致しました。
追加
子供と一緒に習い事をすることで、自分も一緒に成長したい方
→2019年3月現在、母娘が3組(組み合わせ年齢はバラバラ)、祖父孫が1組、兄弟姉妹が1組いらっしゃいます。
修正
この先できればパートではなく、文字を教えることで家計を支える術を探している方
ただ客観的な評価をいただくために、この教室では大きな団体の書道検定の受験を推奨予定です。
→ただこの教室でも、2019年3月から段級位システムを開始いたしました。
コツコツ学んでいけば、一般部から教練部(師範養成コース)を経て師範認定まで受けられるシステムになっています。
そこで師範を取得した方には、教室を開校していただきたいと思っています。
2019-04-08 17:41:00
おぼっちゃまくん
現在の30~40代には懐かしいマンガだと思います。
あの伝説的ギャグマンガ「おぼっちゃまくん」が復活しました。
まんま「新おぼっちゃまくん」です。
当時の作品も文庫版で持っているのですが、大人になって読むと、バブル景気に浮かれた日本を強く風刺する側面が読み取れるようになります。
深い、深すぎる、、、
((((;゜Д゜))))
新作では懐かしのお助けキャラ、通掛聞造(とおりがかりきくぞう)さんとかメッチャ出てきます。
オススメです(^ー^)