●お知らせ●・ブログ的独り言
2020-06-27 13:15:00
増殖、、、
大量のブツを指差されながら「これどうすんのっ!!ヽ(`Д´#)σ」って叱られて、
「いやー、困った…ハハハ(^◇^;)」とか言いながら、反省の色が見えず結構嬉しそうな顔(^-^)をする人達がいます。
いわゆるマニアという人達です。
どの世界でもあるあるだと思いますが、凝り出すと物は無限増殖致します
手芸好きの布、焼き物好きの器、鉄道好きの模型、キャンプ好きのキャンプ用品などなど。
私は前職で釣り好きの釣具を山ほど買い取ってました。
なのでその恐るべき増殖を目の当たりにしてきたつもりですが、、、
書道教室の本棚が2年半にして、早くも臨界点を迎えました。
本棚購入当初(オープン当初)は2段の空きがあったはずなんです。
さらには書道マンガも1段全て別場所に移動したので、合計3段。
どこいった?(笑)
2年半コツコツ読んできた書籍で2段半が埋まり、更には最近の篆刻マイブームによって、これまで溜め込んでいた未読の篆刻書籍が次々と読破されて教室の本棚に並び、臨界点に至った次第です。
「真ん中の段は唯一の書類関係だから、これをどかせばまだ入るなぁ(◎-◎;)」
とか言いながら、処分という考えに至らないのが書籍マニアの習性です。
「いやー、困った…ハハハ(^◇^;)」
2020-06-25 17:15:00
高級食パン
生徒さんから高級食パンの差し入れを頂きました。
初体験です。
嬉しさと怖さが入り交じってます。
おかずや副菜ではなく主食のレベルを上げたら、もう引き返せないのではないか、、、((((;゜Д゜))))
今まで食べていた一般的な食パンを、絶望的に不味く感じてしまったらどうしようという不安。
、、、
でも食べない訳ありません(笑)
紙袋の持ち手紐を介して伝わる圧倒的重量感。
既に食べなくても「美味い」が確定です。
パン切りナイフで切った時の圧倒的もっちり感。
中心を温める程度に軽く焼いてからの圧倒的しっとり感。
しっかり焼いてからの圧倒的カリザク感。
全てに共通するのは、心地良い甘さ。
美味しゅうございました┏○ペコッ
、、、で翌日の朝飯はどうしたかというと、一般的なパンも普通に食べられました(^◇^;)
大衆的な味に慣れ親しんだ舌は、そんな簡単に変わるものではございません
<(_ _)>
いらぬ心配、圧倒的自意識過剰でございました(;^_^A
2020-06-23 15:15:00
カスタマイズ
毛氈(もうせん 下敷)周りが散らかってきたので、今月初めに100均でリモコンスタンドを購入しました。
生徒さんの小筆、大筆見本、添削ボールペン、指示棒、エアコンリモコン、非接触式体温計、眼鏡クリーナー、扇風機リモコンを階段状にまとめて収納できる優れもの。
ただ1つの不満が、デザイン性の欠片も無い白いプラスチックだということ。
そこで同じく100均で購入した布地目の江戸小紋折り紙で、パッチワーク風のデコレーションを施しました。
機能性が抜群だったので、これで何の不満もございません。
大人工作、なかなか愉しいです。
2020-06-21 22:15:00
★依頼作品のご紹介…1
オープン以来、書道教室とは別に筆耕(ハガキの宛名書き)や命名書の依頼があればチョイチョイ引き受けていました。
今回の緊急事態宣言中から、少しずつですが書作品の依頼も増えてきました。
印の受注も開始したので、これを機に依頼作品をホームページでもご紹介したいと思います。
もちろん依頼者様にご了解いただけたもののみです。
今回は小中高の同級生からの依頼でした。
文字は「正射必中」。
「正射必中」とは弓道の極意を表す言葉で、「正しく矢を射れば必ず当たる」みたいな意味だそうです。
これを仕事に転じて、「キチンとした仕事をすれば、必ず結果はついてくる」という言葉。
すごくいい言葉ですよね。
この言葉を「鋭く」「キリリ」「シャープ」というイメージで書いて欲しいという依頼でした。
また今回は彼の昇進祝いなので、仕事として依頼された上記作品とは別に色紙を書かせていただきました。
同級生が最初この言葉が好きだと言っていたので、ギリギリ読めるかな?っていう崩し方で「初心」と書きました。
書家は通常、これらを額に入れて納品して仕事が完了します。
ただ私は書家ではなくシュージのセンセなので、書作品の理解を深めて欲しくて解説をお渡ししています。
その文字を書くまでに至った思考過程や文字・印の解説など、A4用紙にビッシリと文字が並びます。
ハッキリ言って自分の作品を頼まれてもいないのに解説するなんて野暮ですが、書作品の見方って教えてくれるところが無いんです。
「わかるひとだけわかればいい」っていう姿勢は粋ですが、その結果として書に精通した人は減るし、おっちょこちょいな文字の悪い意味での氾濫につながっていると思います。
町のシュージのセンセの力なんて微々たるものですが、書作品を見る楽しさを少しでも広められたらって思っています。
金額は作品形式、文字数、大きさ、表装ランクによって大きく変動します。
価格表とか作っていないので、圧倒的ザックリ感で言うと全てコミコミで3万円~って感じです。
ご依頼があればメールもしくはお電話でどうぞ。
2020-06-19 19:00:00
絵手紙(ハガキ絵)への押印例
前回ご紹介した「多」のご依頼印ですが、さっそく購入者様が自画の絵手紙(ハガキ絵)に押印してご持参下さいました。
こういうのって、ホントに嬉しいです
(^-^)
添えられた言葉も感激です。
せっかくですので、この場を借りてご紹介させて頂きます。
まずは別の紙に押印して逆さまに貼ってしまい、再度別の紙に押印して重ね貼りしたら、また横を向いてしまった失敗例(笑)
今度は別の紙に押印してきちんと貼れましたが、まだ押印に慣れていないために若干のブレがある押印例。
右の輪郭線が霞んでいますね。
あと青色に重ねるよりも、数センチ上の余白に押せたら最高のバランスでした。
今度は色の付いた紙に押印して貼り付けた例。
なかなか面白い工夫です。
ただ茶色の紙は重くなるので、位置的には「も」の左側あたりでも良かったかなと。
最後は画仙紙ハガキに直接押印した例。
やっぱり押印は直接ハガキにした方が、軽やかさやスッキリ感があって美しいですね。
どんどん押印が上手になっています。
画仙紙ハガキは凹凸があるので、最初にしっかりと紙面を擦って目潰しをしないと、押しムラが出たり毛羽立ちが強くて上手く押印できません。
その細やかな作業中をキチンと出来た結果です。
位置的には数センチ上の花弁と花弁の隙間下に押せたら良かったかなと。
「落款(署名と印)は左下」という固定概念を捨てて、余白や全体のバランスをみながら押印出来ると最高ですね。
印の赤は小さくても非常に強い存在感を放つので、下部に押すと作品の重心を下げて、軽やかさに欠ける鈍重な印象を与えてしまいます。
、、、ということで、押印の批評をしてみました。
「生徒さんであれ、購入者様を批評するとは何事かっ!!」というご意見もあるかもしれませんが、この方は器の大きな度量のある生徒さんなので、あえて率直な意見をさせて頂きました。
心から押印の上達を願っているので。
押印って、メッチャ難しいんです。
「印面の掃除」「印泥の適切な管理」「印泥の付け方」「押印時の土台設定」「押印位置の決定」「紙面の目潰し」「適度な圧力」「紙からの丁寧な離脱」「印矩(二度押しの道具)の使い方」などなど。
そこに「せっかく描いた作品が台無しになったらどうしよう…(T-T)」というやり直しの利かない緊張感。
全てを克服するにはたくさん考えて、たくさん緊張して、たくさん押印して、経験を積むしか無いのです。
以上を踏まえて100回くらい押印したら、少しだけレベルアップできると思います。
私もまだまだ押印が下手クソです(T^T)
もっと押印して、経験を積まなければいけませんね。
そのためにも自分の印を複数所有することが、上達へのスタートラインに立つ必須条件です。
私は印の注文者様に無料で30~60分の「印面の掃除」「印泥の適切な管理」「印泥の付け方」「押印時の土台設定」「押印位置の決定」「紙面の目潰し」「適度な圧力」「紙からの丁寧な離脱」「印矩(二度押しの道具)の使い方」といった、押印の基本事項をご説明して作品をお渡ししています(希望者のみ)。
もし印注文を検討している方がいらっしゃったら、そういった無料サービスも受けられますので、その点もご考慮頂いて、ぜひ電話なりメールなりで発注して下さいね。
ちなみに春・秋の書道展覧会シーズン直前は混雑すると納期が遅れます(書道教室の合間にほるので)。
もし興味があったら、今から8月までにご注文頂けると助かります。
愉しみにしています( ´艸`)